子供はまねの天才
2001年6月13日
2001年6月13日
神経の発達は9~10歳で大人の90%以上達成されています。
すなわち、大人の”動きのまね”はできます。しかし、速く、強くなど体力的な事を追求していくと、無理があります。
まず、正確な技術を数多くの種類で身につけさせることが重要です。一度身についた技術は神経回路ができあがり、自転車に乗れるようになったら何歳になっても乗れるように、15歳、20歳、25歳、40歳になっても衰えないということです。
特に10~12歳を「ゴールデンエイジ」と呼んで、もっとも技術を身につけられる時期だと言われています。神経の発達はある程度できあがり、体のバランスもよい時期であるためです。
子供にはさまざまな技術を見せてあげられるコーチがよりむいていると思います。
是非、子供には何歳になっても使えるたくさんの技術や身のこなしを身につけさせてあげたいものです。グランドを何周も走るようなウォーミングアップは、子供にはあまり必要ないと言えるでしょう。