トラッピングは自分自身へのパスである
2001年7月26日
2001年7月26日
サッカーは味方から味方へボールをつなぐパスのゲームです。どんなにボールをキープしていても必ず誰かにパスをして1つのプレーが完了する。シュートも ゴールという味方への最終的なパスです。そういう意味でボールをどう動かしていくのか、ひとつひとつのプレーに目的があります。
トラッピングも次のプレーにつなげるためには右足で蹴るのか、左足で蹴るのか、インサイドかアウトサイドか、ボールを意図的に浮かせてヘディングするのか、次のプレーへ移るときに最もいいポジションにボールを運ぶという…大切なのは「自分自身へのパス」です。
ドリブルのワンタッチ、ワンタッチにも同じ事が言えるでしょう。ストイコビッチのようにスペースがある時は大きなタッチでボールを運び、タッチの数の割にスペースの移動距離は長い。その為にヘッドアップができ、まわりをよく見れるので、状況判断がよくなります。
このようなひとつひとつのプレーを大切にすることが、いいプレーヤーになる為には重要なのです。