休養も食事もプロの大切な仕事

プロ選手にとってトレーニングはもちろん仕事です。

しかし、トレーニングだけやっていればそれだけで良い選手、レベルの高い選手になれるものではありません。トレーニングと休養と栄養のサイクルとタイミン グが体作りに大きく影響を与えます。トレーニング後、負担のかかった体に成長ホルモンが分泌されます。タイミング(トレーニング終了後、1時間ぐらいま で)で栄養をバランス良くとることで、効率良く体を作っていきます。また、しっかりとした休養をとることも大切。ノンレム睡眠中に成長ホルモンが出てくる ので、このタイミングをうまく利用して体作りに繋げていくことも大切な要素です。すなわち、選手にとっては休養も、食事も大事な仕事なのです。

また、ストレスをうまく解消していくことも必要です。トレーニング以外の22時間をどう過ごすかが一流選手になるためには重要なのです。

実際にプロの選手たちの中では、栄養士と契約して、メニューを作ってもらったり、チームで栄養士を招いて講習会を定期的に開いたり、既婚者には奥さん向けのレクチャーを開催したり、意識はかなり高い。

20年後、50年後、世界と対等に戦うために、成長過程に適した一貫指導をこれらのバランスを考えながら実施していくことが必要です。そして技術、戦術だけでなく体格、体力でも世界のレベルを達成し、常にワールドカップ(トロフィー)を狙える国でありたいと思います。

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