いまこそドイツ対策
2002年2月12日
2002年2月12日
次回のワールドカップは、2006年ドイツでの開催が決定しています。いまこそドイツとの太いパイプを作り、4年後に生かせるよう、ピッチ外での関係をよ り強固なものにしていくチャンスです。ドイツとの交流試合は実現しませんでしたが、協会幹部レベルでのコミュニケーションを深めて、いつでも交流試合が組 めるようにしたり、ドイツでキャンプを行うことなども有効なレベルアップに繋がると思いますので、ワールドカップの闘いと並行して次の準備を進めておくこ ともまた協会の大切な仕事です。
ドイツチームのベースキャンプ地、試合会場の皆さんには是非、ドイツチーム及び関係者を暖かくサポートして頂きたいと思います。ドイツとの良好な関係を築くことが、4年後のワールドカップで大きなアドバンテージになるかもしれません。
日本にとってのワールドカップはまだ始まったばかり。1つずつステップアップしながら世界の最高峰へたどりつきたいです。そのためには、サッカー界全体のレベルアップを念頭に置いたチーム強化、目標設定を行った上での準備を確実に行うことが必要になってくるでしょう。
今の日本代表チームの80~90%は95年、97年、99年のワールドユース、アトランタ、シドニーオリンピック、’98フランスワールドカップの経験者です。このような質の高い経験を経てたくましくレベルアップしてきました。
世界基準の経験と成功体験を続けてきた結果、選手層も厚くなってきました。
将来を見越した準備をするために。
今こそドイツ対策!