歴史を作ったチーム、日本代表2002

サポーターの皆さん、代表チームへの大きく、力強い御支援、本当にありがとうございます。

2002年、ホストカントリーとしての記念すべきワールドカップで、皆さんと共に、初の勝点1、初勝利、決勝トーナメント進出という、新しい歴史を築き上げたことに、喜びと、誇りを持ちたいと思います。

このベスト16という結果は、我々が4年間で作り上げたものではなく、Jリーグの発足、ユース年代の世界レベルでの経験と結果、指導者の育成など、10年以上の努力と積み上げによってもたらされたものであり、日本サッカー界の勝利だと思います。
しかし、世界のサッカーの進歩は早く、我々が立ち止まっていたら、あっという間に追い越されてしまうでしょう。日本サッカーの目指す方向性は、間違っては いないということを実証できました。さらに成長の速度を上げながら、世界のトップレベルに肩を並べ、将来、ワールドカップ・トロフィーを手にするときがく るまで、走りつづけることが大切です。

選手個々には、95、97、99年、ワールドユースでのベスト8以上、96年アトランタオリンピック、2000年シドニーオリンピックと、国際大会で勝ち 越しており、今回のワールドカップの16強は満足できるものではなかったはずです。韓国がベスト4へ進出したことも含め、悔しい思いを胸に、次のワールド カップまでの1日1日を充実させて欲しいと思います。

個々がレベルアップして強くなれば、組織も大きく強くなり、ニッポンは強いチームになる。

選手1人1人が、自分の力を信じて、前へ進むことが重要です。
ワールドカップ・トロフィーを手にしている、大きな夢を持って・・・。

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