みんなの力が1つにならないと、かなわぬ夢がある。
2002年8月27日
2002年8月27日
高い目標を達成する為には、周りの人々の協力なくしてたどり着けない事も多い。
ワールドカップでチャンピオンになるには、選手、スタッフなどチームだけの力では、無理だと思います。今回、本当にこの事実を体で感じられた事は今後の チームづくりの参考としていきたい。例えば、サポーターの力、サッカー協会、ボランテイアの方々、選手の家族、友人、恩師の先生、様々な方々がチームにそ して選手にパワーを与えてくれたように思います。苦しんでいる選手に、前へ進む力をくれた先生の存在など、大勢の皆さんに支えられていました。私自身もそ うです。日本の宝物である選手を預かっていましたが、彼らを育てた多くの指導者がいたわけで指導者を代表してワールドカップの間預かっていただけです。こ れら指導者の心が一つになったときのパワーはすごいことでしょう。
メデイアの方々には多いに感謝したい。それはまず、多くの情報とテレビを通して、新聞記事で、そして電話で直接、と日本での開催と言う事もあり、それぞれ の情報も沢山集まると客観性が出てきて正しい方向が見えてきます。感謝します。メデイアの方々の後ろには何千万人という視聴者がいるわけですから、是非正 しい分析をして頂いて、みんなの力が一つにまとまり、より高い視点でサッカーを分析していく方が増えれば、成長する為の我慢の時の難しさも理解される時が 来るでしょう。
日本のサポーターだけでなく、国民全体が一つになるくらいの環境が出来た時、世界の視点は見えてくるのだと思います。