ボール→ゴール→ボール
2003年6月23日
2003年6月23日
狙いを持ったシュートには次のようなものがあります。
(1)コースを狙う。
(2)GKのタイミングをはずす。
(3)GKの逆をとるなど。そのためには、GKの動きをよく観ることが必要。
この狙いを持ったシュートの決定率を上げる為には、ボールをしっかり見て、ゴールを確認し、またボールを見てシュートするという作業を一秒以内に、正しい判断で行わなければなりません。この流れの精度を高める事が必要なのです。
近代サッカーのゴール前は、常にハイプレッシャーの状態にあります。そんな状況の中でも冷静にゴールキーパーのポジション、動きを確認し、最後はしっか りとボールを見て、狙いを持ったシュートを打つことが大切なのです
シュートをワンタッチで打たなければならない時には、ボール・ゴール・ボールの確認を瞬時に行わなければ、狙いを持ったシュートは打てなくなってしまい ます。ワールドカップでのゴールの内、約70%は1タッチシュートであるわけですから、この確認から判断・実行に至る作業について、質を向上させる、ス ピードアップさせるトレーニングを行うことが、シュート決定率の向上の為には大切だと思います。
そういう意味ではGKのいないゴールへのシュートは、シュートを打つ選手の判断力を向上させる為には、不足している物が多いと言えます。