J1第8節 2011年4月29日 仙台 1-0 浦和@ユアスタ

仙台の運動量は最後まで衰えなかった。全選手が、監督に与えられた役割以上のプレーをしている。自分の意思で自分のベストを尽くしていると疲れは感じないものだ。

自分の役割だけをこなそうとすると疲れるし、「これくらいでいいか」というすきも生まれる。メンタルが弱いと、肉体的限界まで余裕がある段階で精神的限界を感じて走れなくなってしまうが、今、気持ちが充実している仙台の選手は、足がつるまで全力で走り切ることができる。

その象徴的なシーンが決勝ゴールだ。梁は高い位置で浦和DFにアタックし、ボールを奪取。絶好のクロスで太田の得点をアシストした。あきらめない気持ちがゴールにつながった。

サポーターの大きな思いを背負って戦い抜く仙台の快進撃は続くとみる。

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