J1第9節 2011年5月3日 浦和 0-2 横浜M@埼玉
2011年5月3日
2011年5月3日
セットプレーで浦和ゴールをこじ開けて先制、カウンターで追加点。横浜Mが狙い通りの戦い方で勝利した。
それもすべて守備が安定しているからこそだ。
横浜Mの守備は見事だ。
DFラインと中盤のスペースを常にコンパクトに保っているため、相手に前を向かせない。必然、相手の攻撃は、外からの単調なクロスが多くなるが、ワールドクラスの高さを持つ中沢、栗原のセンターバックがしっかりと跳ね返す。ペナルティーエリア内では浦和の攻撃の柱のエジミウソン、マルシオ・リシャルデスにほとんど仕事をさせなかった。
外からは原口に個人技でシュートを打たれていたが、組織としては全く崩されていなかった。
横浜Mは8位に終わった昨季も失点数は少なく、リーグ3位だった。
今季、上位、さらに優勝を目指すには、どれだけ得点を積み重ねられるかがカギを握る。1人で20~30得点もできるようなFWはいない。渡辺、小野、兵藤、大黒ら3~4人が2ケタ得点に乗せる必要があるだろう。