8月9日 イングランド・プレミアリーグ レスター 4―2 サンダーランド

 岡崎はデビュー戦で評価を上げた。攻守にバランスよく、チームのために仕事でき
るクレバーさがあった。最後まで運動量も落ちなかった。2トップと攻撃的MFの4人で交代しなかったのは1人だけ。そこでも評価されていることがわかる。
 ヒールパスで味方のシュートを引き出した場面もあったが、周りと絡みながら意外性のあるプレーをできる唯一の選手だった。ボールのない所の動きも両チームを通じてNO1。スプリントなどでいい動きはできていたが、そこにボールがいいタイミングで入ってこなかった。
 守備では相手のボランチをケアし、敵にボールが渡った時の1番目のDFとしてここぞというところでボールを追い込んでいくうまさもみせた。あとはFWだけに、やはりゴールという結果が欲しい。だが、開幕戦の動きを続けていけばゴールが奪えるはずだ。
 高いレベルでマンチェスターC、マンチェスターU、アーセナル、チェルシーなどとやれることはプラス。岡崎自身が成長していくチャンスがある。ひいてはそれが日本代表にとってもプラスになる。