AFCチャンピオンズリーグ グループリーグ 2011年4月6日 水原三星(韓国) 1-1 鹿島@水原
2011年4月6日
2011年4月6日
震災の影響で、鹿島のホームタウンもダメージがある。そうした状況にもかかわらず、いい準備ができ、スキのない戦いぶりを見せた。失点の後にすぐ1点を返したのは大きかった。得点シーンのDF岩政とDF中田の集中力は素晴らしかった。
後半30分あたりまでは水原三星の守備の厳しさがあり、中盤でリズムをとれる時間が少なく、持ち味が出せなかった。良い時はサイドバックが一度、ボランチにボールを預けて、タイミング良く前に出ていく。両サイドが効果的に攻撃に加わると、安定感が出る。小笠原を自由にするためには、もう少し新井場、アレックスがボールを受け、サイドでタメが欲しかった。
本山が入ったあたりからペナルティーエリア前の相手ブロックの間でボールを受けるシーンが増え、全体的にDFラインの背後への崩しが効果的になった。
残りの15分間は相手を上回る運動量。コンディションも良かったし、統一感があって、気持ちが伝わってきた。追いついての引き分けは今後の戦いにつながる。