トラッピングは自分自身へのパスである

サッカーは味方から味方へボールをつなぐパスのゲームです。どんなにボールをキープしていても必ず誰かにパスをして1つのプレーが完了する。シュートも ゴールという味方への最終的なパスです。そういう意味でボールをどう動かしていくのか、ひとつひとつのプレーに目的があります。

トラッピングも次のプレーにつなげるためには右足で蹴るのか、左足で蹴るのか、インサイドかアウトサイドか、ボールを意図的に浮かせてヘディングするのか、次のプレーへ移るときに最もいいポジションにボールを運ぶという…大切なのは「自分自身へのパス」です。

ドリブルのワンタッチ、ワンタッチにも同じ事が言えるでしょう。ストイコビッチのようにスペースがある時は大きなタッチでボールを運び、タッチの数の割にスペースの移動距離は長い。その為にヘッドアップができ、まわりをよく見れるので、状況判断がよくなります。

このようなひとつひとつのプレーを大切にすることが、いいプレーヤーになる為には重要なのです。

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