コンフェデの決勝はブラジルとスペインの魅力的なカード。リオデジャネイロのマラカナンスタジアムは熱狂的なサッカーファンで素晴らしい雰囲気となった。新たなマラカナンの新たな歴史が作られた。帰国までのわずかな時間を利用してフラメンゴのオフィシャルショップを訪ねた。ジーコさんの絶大な人気にシンボルとしての大きさを実感。中継でお世話になった、中村さんと杉澤さんとの一枚。
2013年7月7日
大西洋を見下ろす丘の上に建つこの教会は奇跡の教会とも呼ばれている。教会前で売っているフィタと呼ばれるリボンを手首に巻きつけてお祈りをしている。サルバドールはたくさんの教会があるがサッカーファンとしてはやはり訪れられてよかった。ワールドカップで会場になった時にはサポーターにお勧めしたい教会です。
3位決定戦の会場、サルバドールのフォンテノバ競技場。ECバイーヤの本拠地で07年に観客席が崩落し新築した。収容4万8747人と立派なスタジアムとなった。ウルグアイとイタリアの試合が行われる、サルバドールはブラジル最初の首都として栄えた古都、300以上の教会や華麗なコロニアル建築がある。人口250万人の80%が黒人及び黒人とインディヘナの混血が占める。数世紀の時を経て独自のアフロ・アフリカ文化を開花させてきた。何かを感じる異郷的風土である。
2013年7月1日
東北部の町はどこも美しいビーチが自慢。洗練度ではフォルタレザ海岸がナンバーワン、ヤシの林の中にきれいなバンガローやおしゃれなバー、高級ホテルが建ち並ぶ。夜はライトアップされたビーチでエアロビクスやテニスなどに汗を流す市民で夜遅くまで華やかな賑わいを見せている。メディアホテルや選手のホテルも海岸の並びにありリラックスできる眺めである。冬のブラジルとはいえ、赤道に近いフォルタレザは30度以上になる、厳しい試合となりそう。
1978年のワールドカップ、アルゼンチン大会以来となる来年のFIFA.ワールドカップ、ブラジル大会。フッチボルの国ブラジルはサッカーファン、憧れの地。日本の23倍もの国土をもつブラジルは、料理も地方色が強い、ハバータ、フェイジョアーダ、ガレット、シュハスコ、とバリエーションが豊富。写真はサトウキビの絞りを使った蒸留酒、カシャーサに砂糖とライムを入れたカイピリーニャ。旅すると出逢う発見と感動が心を震わせる。
セントロのランドマーク的な存在は石造りの堂々たるカテドラル。高さ75m、5000人を収容できる広さ。ゴシック様式の大聖堂は1978年建立。イタリアチームのホテルに近く、ピルロやキエッリーニを発見して、思わぬスカウティングの機会となった。フォルタレザのセントロはとても整然としていて活気がある。
2013年6月27日
フォルタレザはブラジル北東部のリゾート地。30キロ以上に延びるビーチが自慢の観光都市。ナイジェリアとスペインの試合が行われる、カステランスタジアムでの一枚。6万4846人収容の立派な会場は昨年12月に完成しているため運営も比較的にスムーズに行われた。カステランスタジアムでの一枚。
ボサノバの名曲のタイトル。その曲が生まれたのが、この酒場である。作詞は、詩人で歌手で外交官としても知られたV.ジ.モライス。作曲は友人のアントニオ.カルロス.ジョビン 。この酒場の屋外テーブルで飲みながら、いつもそこを通る娘エロイザの愛らしさに魅せられ「イパネマの娘」をつくったという。素晴らしい雰囲気のなかで人気のメニューをいただいた。心が豊かになるひと時となった。イパネマでの一枚。
FIFAコンフェデレーションズカップ、スペインVSタヒチはリオデジャネイロのマラカナンスタジアムでの試合となった。改装が終わり素晴らしい雰囲気にサポーターも盛り上がりを見せサッカー王国ブラジルを感じさせていただいた。7万人を超える観客が最後まで堪能できるサッカーの魅力を伝えてくれた両チームに清々しい拍手が送られた。マラカナンにて。
マタとペドロが会見を行った。公式ではないスペイン協会のサービス会見。ペドロとマタの若い二人が本当に丁寧に最後の質問まで40分間、メディアとの素晴らしい関係を感じさせられた。この関係こそが世界一を目指すチームには必要条件のひとつであると実感。コーチングスタッフだけでなく、全員で厳しく選手を育成しているスペインの勝つ組織を見た。